関西フロントエンドUG 「WebデザインとUX について考える」参加レポート

関西フロントエンドUGさん主催の「WebデザインとUX について考える」という勉強会に行ってきた。

どんな勉強会?

WebデザインやUI・UXについてほげほげお話しするイベント。
詳細はconnpassの方をどうぞ。

[HTML/JS/CSS] WebデザインとUX について考える
今回は発表は以下の9つ。

以下、それぞれのセッションを聞いて考えたことなど。

おっぱいから見るUI/UXとPELSONA

トップバッターはコンパイル改め、おっぱいの人。
いきなりトップとか、運営の人、容赦ないなと思った。

すごく真面目な話をしているはずか、理解しようとした矢先に、「おっぱい」って単語が登場し、理解しかけていた内容が一瞬で吹き飛んでいくという体験を味わった。(でも、「おっぱいすきなんだな」というのが、すごく伝わってきました。)

途中、生々しい話がありつつも、最後の方では良いことおっしゃっていたので、詳細はスライドをどうぞ。
[スライド]おっぱいから見るUI/UXとPELSONA

イラスト制作とデザインに共通する表現技法

表現方法が安易すぎるというか、説明すぎるせいで、あんまり魅力的に伝わらないっことってあるよなーって思いながら聞いてた。
日本の映画のポスターもそれに近いと思う。
日本の映画ポスターは何故ダサいのか
 
「わかりやすさ」や「使いやすさ」も大事だけど、「相手に想像してもらうスキを作ること」や「想像することのワクワク感」を提供することがUXの醍醐味な気がする。

「ここ押したら、こうなるだろうなー」と思って押したら、そうなったときの「分かってもらえた」といった喜びというか、そういうコミュニケーションがとれるサイトを作りたい。

初期導入と記憶の利用

Jakob Nielsen先生が「5つのユーザビリティ特性」を言ってる。

  • 学習しやすさ
  • 記憶しやすさ
  • 効率性
  • エラー
  • 主観的満足度

その中の一つである、「記憶」に注目したセッション。
以下、すごい雑なメモ。

  • 記憶がなくなると… 過去がわからない → 将来を思い描けなくなる
  • ストレスがたまると、記憶の定着率は下がる
  • 処理水準仮説…質問をして、「Yes」という判断を行った項目の方がよく記憶されていた
  • 記憶の強さは認知処理の質に依存する → 意味的な質問すれば、記憶に残る
  • 音韻的処理…覚える率は低いけど、処理は軽く負担が少ない
    (重い処理であればあるほど、記憶に深く残りやすい)
  • 記憶の強さは、記憶しようとする意図そのものには関係なく、記憶する内容に依存する

本当に大学の講義みたいな感じだったんだけど、面白かった。
まだ、ちゃんとした理解まで落とし込めてないので、どこかで復習したい。

UI記述言語としてのHTML

[スライド]UI記述言語としてのHTML

jQueryで気軽に扱えるようにになった分、きちんとマークアップしてなくても、それっぽいものができる風潮になってきてる。が、それじゃいかんよなというのを、ひしひしと感じたセッション。

ぱっと見はすごくきれいなんだけど、使ってみると「う〜ん…」というのも結構ある。スライドの中でもあった、labelで囲ってないのとか、見つけると「もうっ!」ってなる。

ボタンの話を聞いてて、『コーディング Webアクセシビリティ』という本を買って、まだちゃんと読めてなかったのを思い出した。復習しよう…。

UXを損ねる静的コンテンツ配信アンチパターン

本当にちょっとしたことなんだけど、こういうのを「ちゃんとやってるよー」という人は、いいなって思う。

公開日が近づくにつれ、「最低限表示できてたらOK」という認識になってきて、細かいとこまで手が回らなくなってくる傾向にあるが、細かいところまで、できて当たり前くらいまで落とし込めるようになりたい。
そして、JSの読み込みとキャッシュについては、一度きちんと勉強して理解したい。

参考書籍

正解のないデザインについて、それでも正解について考えてみる

デザインにおいて、「正解」はないと思う派だけど、自分(達)なりの「答え」を出すことは必要だと思う。

「答え」が正しかったのかどうか判断するところは、「好み」で判断する人もいれば、「ユーザーの反応」などで判断する人もいる。誰から見ても「100点」に近い形なんてあり得ない。

でも「ここはブレちゃいけない」という軸を自分の中で持っていないと、いけないように思う。自分の中ではこれが「正解」というのは、なんとなくでも持ってるべきというか。

参考サイト
阿部 寛のホームページ

制作側とユーザーの温度差、そしてペルソナのズレ-プロゲーマーと高校生から学んだ例-

ターゲットをに基づいて、いろいろと仮説を考えたものの、実際の声を聞いてみると、意外な答えが返ってきたという話。

最近「ペルソナ」っていうのに少し半信半疑というか、自分の中ではあまり好きになれないところがあるのでこういった、ペルソナのズレについてのセッションはとても勉強になった。

「こうすれば喜んでもらえるはず」という配慮が、じつは「おせっかい」ということもあるわけで。
今、自分は仮説どまりで作ってる状態なので、作ったものを身近な家族・友人などに、見てもらう機会を作りたいと思った。

印象に残った言葉

  • 「みんなそう言ってる」じゃなくて、「あなただけでしょう」という太宰メソッド
  • SNSなどサイトだけで完結しないように

人類の進化とデザイン

UI/UXテーマで、「人類の進化」の話がきて、「おぉ」ってなったセッション。
でも、そこまで遡って考えるのは、おもしろいなと思った。
「元々人間はこういう生活をしてた。だから、こういう風に考えるようになった」と考えることができるので、大元を知る、結構大事なことかもしれない。

デザインって、どうしても「言語化」できないというか、理屈じゃないような部分がたくさんあると思うので、そういった隙間を埋めるために日々「想像」する時間を大切にしたい。

参考書籍

普段あまり読まない系統の本だったが、おもしろそうだったので、ぽちった。読むの楽しみ。

WebアプリケーションとWebサイトのデザインの違いからみるCSS設計

最近の高校生はCSS設計の話とかするんですね。怖い。
「CSS設計ってアプリ向けだよね」という話だったけど、個人的にはWebサイトも十分お世話になるものだと思ってる。

ランペであれば、「このパーツはこっちに置いて欲しい」といった、ちょっとした修正を何度かはさむこともあるし、今まで止まってたサイトがある日突然、リニューアルをすることになり、でもHTMLはそのままで、CSSだけで、ちょっとデザイン変えたいんですー(古いCSSと新しいCSSが混在するタイプ)となることもあるし…(以下略)
※書いてたらどんどん愚痴っぽくなてきたので消した。

そのサイトが将来どうなるかは誰もわからないので、例え、「運用しなさそうだな…」と心の底で思っていたとしても、初期構築には時間をかけて、ちゃんとしたものを作った方がいいと思う。

「急いで作ったんだな。手、抜いたな」と、制作者に分かるような作りだと、後々、無駄な時間がかかったり、制作者のモチベーションが一気に下がったりする。ので、個人的には、スピードよりもメンテナンス性を重視した方がいいのではと思ってる。

ただ、CSS設計をきちんとしようと思って時間が取られるという話も、分かる。BEMだと命名規則が面倒だし。
そこは、完璧にやろうとせず、自分たちが管理できる範囲内で(例えば基本はBEMだけど、名前のつけ方はあらかじめ別のルールを作っておくなど)することが必要だと思う。

最後に

いろんな人のデザイン・UI/UXの向き合い方をつまみ食いできて、楽しかったです。運営の方々、発表された方々お疲れさまでした。

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